京都生活

大極殿本舗六角店 栖園の琥珀流し(10月)

君は覚えているかしら。
月替りで蜜の味が変わる大極殿本舗六角店 栖園の涼やかなデザート「琥珀流し」一年間コンプリートチャレンジ、ひとまず5月でひと回りして終了してからはお友達をたまーに連れて行く程度だったのですが、毎月月初になると「今月はなんだったかしらね・・・」とぼんやり思っておりました。

今月も「えーっと10月は・・・ハッ!」よかった、気がついて。
10月は唯一(映画祭で働いてて東京にいたので)忘れてて行かなかった月でした。あぶない!セーフ!ということで、早速本当のコンプリートのために行ってまいりました。

10月は栗と小豆の琥珀流し

なるほど栗ですか、秋ですなあ。小豆も好き、栗も好き。和菓子屋さんの小豆って美味しいんだなあ、ってのはすでにいろんな京都の和菓子屋さんで実感しているので、楽しみです。うん、安定感のあるコンビネーション。

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おや?おや??
照りのある柔らかい栗、ウマい。さらっとしながらコクもある冷たい汁粉、ウマい。柔らかく炊いた小豆、ウマい。でもなんかこのふるっふるの寒天にはあんまりマッチしないような・・・?

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美味しいんだけどなんか違うな〜と思い悩みながら完食。琥珀流しのメインはギリギリ形を保っているぐらいの寒天ですからとっても瑞々しくって、小豆や栗のコクや甘さのThickさとは逆のベクトルを行っているせいかもしれない。

わたしの個人的ランキングをご覧いただくとわかりますが、やっぱり琥珀流しってこう、薄ら甘い蜜のときの方がより寒天の良さが引き立つ感じがあると思うんですよね。作るときはバランスが物凄く難しいだろうな。ということで、今度こそ本当の「琥珀流し勝手にランキング」はこのようになりました。

今回の琥珀流しを8番手に流し込んで、二年越しになっちゃいましたがこれでようやく一年間コンプリート。いま振り返ってもやっぱり4月(桜蜜)と11月(柿)は断然美味しいと思う。薄ら甘さのバランスが良い。京都にはいろんな茶寮や茶房や喫茶室があるけど、タイミングあったら是非お試しくださいませ。おわり。

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大極殿本舗 六角店(栖園)

京都府京都市中京区六角通高倉東入ル南側堀之上町120
[和菓子販売]9:00~19:00
[甘味処]10:00~17:00
日曜営業

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